『仁王』
長く続いた戦乱で世は乱れ野武士や賊がはびこり、
さらには妖怪たちもがうごめく荒廃した戦国時代末期の日本。
豊後国臼杵に漂着した金髪碧眼の侍ウィリアムは、
多彩な剣術を駆使することが生き残る術となる戦国時代で、
戦国武将たちとの出会いや戦いを通して成長し「仁王」として畏れられる存在となる。
そして、ついに彼が日本に来ることになった運命と対峙するときが訪れる...。
『仁王2』
時は1555年、徳川家康により天下統一が成される幾らか前の時代。
人と妖怪の間に生まれた主人公は、美濃の国で暮らしながら、妖怪退治や傭兵に明け暮れていた。
ある日、主人公は凶暴な妖怪を討ち果たすも、その過程で自身の妖怪としての力も暴走してしまう。
そこへ駆けつけ、主人公の暴走を止めたのは“霊石"を売り歩く商人、藤吉郎。
二人が戦国時代を“仁王"の如く駆け上がる、「秀吉」の物語の幕開けであった―